パスポート申請の必要書類と、パスポートの申請料金とは? Q

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更新日:2017.5.10

友人と海外旅行に行こうと話を進めています。わたしは海外旅行に行くのが初めてで、これからパスポートの申請の準備をしていく予定です。旅行の日程を決めたいのですが、パスポートの申請にはどのくらいの期間が必要でしょうか?また、パスポートの申請に必要な書類や料金についてもあわせて教えてください。

パスポート申請の必要書類は種類が多いので、事前に余裕をもって準備しましょう。

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パスポートの申請に必要な期間と書類

パスポートの申請から受領までは通常1週間程度かかります。また、パスポートの申請に必要な書類を用意する時間も必要ですので、さらに余裕を持った準備ができると安心です。

パスポートを申請するためには次の書類が必要です。
・一般旅券発給申請書(各都道府県の旅券窓口に設置されています)
・戸籍謄(抄)本 1通
・住民票の写し1通(住民基本台帳ネットワークシステムで確認可能であれば、原則不要)
・写真1枚(縦45ミリ×横35ミリ、縁なし無背景。申請前6ヵ月以内に撮影)
・申請者本人を確認できる書類(運転免許証・船員手帳・写真付きマイナンバーカードなどは1点で可。ほか、2点必要な書類については、外務省のホームページ等を参照ください。なお、写真が付いていないマイナンバーカードは2点必要な書類扱いです)

必要書類を取得するに当たっての注意点

・戸籍謄(抄)本
直接取得する場合、本籍地のある役所でしか受け取りができません。代理人が窓口で取得することも可能ですが、委任状が必要です。

窓口での取得が難しい場合、郵送での取得が便利です。その場合は郵送にかかる期間も考慮して準備を進めましょう。窓口での取得、郵送での申請それぞれに必要な書類の準備が必要です。

・住民票の写し
取得場所は市町村区役所が一般的です。自治体ごとに異なるのでホームページなどを見て確認をしましょう。住民票の写しの請求書や印鑑が必要です。

・写真
パスポートに使用される写真はサイズや写り具合などに細かい規格がありますので、こちらの記事や外務省のホームページを確認しましょう。

パスポートの種類と申請にかかる料金

わたしたちが取得する一般のパスポート(数次往復旅券)には有効期間が10年間のものと5年間のものの、2種類あります。

パスポート申請にかかる料金

有効期間は旅券法上、原則10年間とされていますが、5年間有効旅券を希望することもできます。10年間と5年間とでは、発給手数料(都道府県収入証紙と収入印紙)が異なり、10年間有効は16,000円、5年間有効は11,000円です(2016年2月現在)。

また、20歳未満の未成年者が申請する場合は、5年間有効のパスポートに限られ、10年間有効のパスポートを申請することはできません。さらに、12歳未満の場合、発給手数料が減額されます(5年有効のみ6,000円)。

未成年者のパスポートについて

未成年者のパスポート申請には、申請書の裏面にある「法定代理人署名」欄に、親権者(父母または、そのいずれか一方)または後見人の署名(サイン)が必要です。

「パスポートはひとり1冊」が基本ですから、海外渡航には例え0歳の乳児であってもパスポートが必要となります。その場合の本人サイン欄は、代筆者明記のうえ、親権者等が代筆をします。

パスポートの旧姓などの別名併記のルールとは?

旧姓などの別名併記については、記載することが望ましいと判断される場合にのみ、別名併記が可能です。国際結婚で姓がかわった人などが対象で、その必要性が確認できる書類と別名併記の申出書を提出しなくてはなりません。

詳しくは都道府県旅券事務所に確認しましょう。

パスポートの申請に必要な書類は種類が多く、書類を準備するために必要な作業がたくさんあります。余裕をもって準備するようにしましょう。

情報提供 千葉 千枝子

淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。

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