撮り直しにならないための、パスポート写真サイズなどの写真規格とは? Q

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更新日:2017.5.11

初めての海外旅行に向けてパスポートの申請用にパスポート写真を撮る予定です。パスポート写真は自分で加工や編集をしても大丈夫でしょうか?パスポート写真の撮り方や写真サイズの規定について教えてください。

パスポート写真は規格を守って撮影しましょう。

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パスポート写真のサイズ規格とは?

パスポート申請用の写真のサイズは、「パスポート用写真の規格」として国際標準で定められていています。パスポート用写真のサイズ規格は縦45ミリメートル(4.5cm)、横35ミリメートル(3.5cm)となっています。

ただし、サイズが規格どおりでも顔の長さと位置が規格外の場合、受け付けてもらえません。
具体的には、顔の縦の長さ(頭頂からあごまで)を34±2ミリメートルとしており、顔中心(鼻筋)から写真の両端までを17±2ミリメートルと定めています。写真はフチなしで、カラーでも白黒でもOKです。

撮り直しを防ぐためにも、写真店で撮影の際には「パスポート用の証明写真で」とはっきり頼むようにしましょう。

パスポート写真を撮る際の注意点とは?

パスポート写真を撮る際の注意点としては、以下のことに気をつけましょう。
・申請者本人のみが撮影されたもの
・提出の日前6か月以内に撮影されたもの
・縁なしで上記画面の各寸法を満たしたもの(顔の寸法は頭頂(髪を含む)からあごまで)
・無帽で正面を向いたもの
・背景(影を含む)がない、もしくは色が薄いもの(白髪の方は、逆に背景がなるべく濃いものに)

また、変色や汚れ、キズがある写真、頭髪の色と背景が同系色で輪郭が見分けにくい写真、写真専用紙以外の用紙に印刷した写真は、撮り直しを求められます。自宅のプリンターなどを使用したものは、はじかれる可能性が高いので注意してください。

撮影時の注意点としては、顔が横向きであったり、左右どちらかに傾いたものはNGです。
また、歯をみせて笑っているものや、赤目、ピンボケや手ぶれの写真、顔に影が写りこんでいるもの、椅子が写っていたり、背景の壁紙が柄物であった場合も受け付けてもらえませんので注意しましょう。

パスポート写真は画像加工しても大丈夫?

パスポート写真を自宅で撮影して、自分で画像の編集を考えている方は、トリミングする際、以下の点に注意しましょう。

・中心線を鼻筋からずれないようにする
・頭頂にボリュームがある髪型の場合、「両眼の中心から頭頂までの距離」を「両眼の中心からあごまでの距離」に等しいものとみなしてトリミング

目、鼻、口などの位置は、先述したパスポート用写真の規格と同じになるようにしてください。当然、変形やマスキング(縁取り)など画像処理してあるものやノイズがある写真も使用できません。

こちらの記事ではパスポート写真の服装や髪形の注意点について書かれていますので、あわせてご覧ください。

子どものパスポート写真撮影、注意点は?

赤ちゃんや小さい子どもは、写真を撮影しようとしても動き回ったり、思い通りにいかないことが多いですよね。

子どものパスポート写真を撮影する時は以下の点に注意するとよいでしょう。

・写真屋さんを利用する場合、子どもの機嫌のいい時間帯に予約する
・自宅で撮影する場合、無地のシートを床に敷き、床に寝かせた状態で上から撮影する

パスポート申請用の写真は規格外で受け付けてもらえないと、撮り直しに余計な時間とお金がかかってしまいます。事前にパスポート写真の規格の知識を身につけておくと安心ですね。

情報提供 千葉 千枝子

淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。

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