トラベラーズチェックの購入方法や有効期限とは? Q

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更新日:2016.3.31

今度初めての海外旅行に出かけます。現金を持ち歩くのは不安なので、トラベラーズチェックを持って行こうと思うのですが、トラベラーズチェックの購入方法や有効期限について教えてください。

トラベラーズチェックを購入したら、まずは2か所ある署名欄のうち、上部の署名欄にサインをしましょう。

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トラベラーズチェックの購入方法

トラベラーズチェックとは旅行小切手のことで、TCやT/Cで表記されます。トラベラーズチェックを購入する場所としては
・金融機関
・両替商の看板をもつ旅行会社
・トラベルセンターなどの窓口
・インターネットによる宅配サービス
などで購入できます。
トラベラーズチェックは現金と違い、所有者のサインがなくては使用できません。万が一、盗難や紛失があっても再発行ができるため安心ですね。

トラベラーズチェックは、一定の単位ごとに売られていて、主要通貨に限られます。トラベラーズチェックがある主要通貨としては
・米ドル
・ユーロ
・英ポンド
・豪ドル
・加ドル
などのほか、日本円のトラベラーズチェックもあります。アジアなどのマイナー通貨圏へ訪問する際には、日本円のトラベラーズチェックを用意するとよいでしょう。

トラベラーズチェックを日本国内で購入する際には、発行手数料がかかります。また、国や地域によっては、トラベラーズチェックの使用時に換金手数料を徴収する場合もあります。さらに、使用しないで持ち帰ったトラベラーズチェックを円(現金)に再両替する際にも、手数料がかかります。利用する金融機関によって手数料率が異なります。

トラベラーズチェックの使い方

トラベラーズチェックの券面には、2ヵ所の署名(サイン)欄があります。
ひとつは所有者が署名をする欄で、トラベラーズチェックを購入後すぐにサインをします。このオリジナルサインがなくては、トラベラーズチェックを紛失した際に再発行を受けることはできませんので、必ず購入後すぐにサインするようにしましょう。

もうひとつの署名欄をカウンターサインと呼び、旅行時は空欄のまま持ち歩きます。支払う際に、店員の面前でサインをすることで使用可能になります。
もし2つの欄にサインした状態で盗難や紛失にあった場合、再発行をしてもらうことはできませんので十分ご注意下さい。

使用時には、身元確認のためにパスポートの提示を求められる場合があります。ですからオリジナルサインは、パスポートに署名したサインと同じものであることが望ましく、トラベラーズチェック使用時にはパスポートを携帯することをおすすめします。トラベラーズチェックは、海外のホテルや空港売店、免税店や百貨店、銀行や両替商などでは使用できますが、個人商店など一部の店舗では取り扱わないケースも。お釣りは現地通貨なので、できれば小額の券種をそろえることをおすすめします。

また、トラベラーズチェックには有効期限がありませんので、旅行で未使用だった分については次回の旅行で再び使用することができます。

トラベラーズチェックの保管方法

万一の盗難や紛失に備え、トラベラーズチェックの券番を控えておきましょう。旅行中は、パスポートや現金などの貴重品とは別に保管しておくことをおすすめします。トラベラーズチェック購入時に渡される、紛失した場合の連絡先や手続きの仕方についての注意書きを、あわせて保管するようにしましょう。

近年、トラベラーズチェックの取り扱いを終了する金融機関が増えています。クレジットカードの利便性が向上しているためです。用途や利便性、リスク分散を考慮して、用意するか否かを判断しましょう。

情報提供 千葉 千枝子

淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。

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