ラハイナへの行き方と見どころとは? Q

  • シェア
  • LINEで送る
更新日:2016.10.14

初めての海外旅行でハワイに行くことになりました。せっかくハワイに行くのでオアフ島以外の島にも行きたいと思っています。マウイ島にあるラハイナという小さな町がおすすめと聞いたのですが、ラハイナとはどんなところなのでしょうか?ラハイナへの行き方や、現地のおすすめ観光スポットについて教えてください。

ラハイナはかつてのハワイ王朝の都。歴史散策とともにサンセットも必見です!

A

ハワイを統一したことで知られるカメハメハ大王が暮らし、ハワイ王朝の首都がおかれたこともあるラハイナ。町の歴史を物語る数々の史跡とともに、メインストリートから眺めるサンセットの美しさも感動的。今回は、そのラハイナのおもな見どころと楽しみ方をご紹介しましょう。

空港からはレンタカーかタクシーで。オアフ島からの日帰りツアーも

マウイ島の玄関口、カフルイ空港からラハイナまでは23マイル(約37km)、車で約40分の距離です。レンタカーの場合、空港から南下して西海岸方面を目指します。

タクシーの運賃の目安は片道80~90ドル、乗り合いシャトルならタクシーの2分の1程度で利用でき、往復割引もあります。また、滞在ゲスト専用のシャトルバスを運行しているホテルもあります。

マウイ島の公共交通機関マウイ・バスは、空港から直接ラハイナへアクセスするルートはなく、途中で乗り換えが必要です。オアフ島から日帰りのオプショナルツアーが催行されており、時間がない人にはこちらがおすすめです。

マウイ唯一の公共交通機関マウイ・バス

マウイ島最大のショッピング・センター、クイーン・カアフマヌ・センターを拠点に島内11ルートを運行し、片道2ドルで乗車できます。車内に持ち込める荷物は座ったときに自分の膝の上にのせられる大きさまでに限られており、スーツケース、サーフボード、ボディボードなどは持ち込むことはできません。自転車のみ、バスの前の専用ラックに取り付けてのせることができます。

・マウイ・バスを利用した場合のカフルイ空港からラハイナまでのアクセス
ルート#35(ハイク・アイランダー)、または#40(アップカントリー・アイランダー)に乗車し、クイーン・カアフマヌ・センターまで行きます(所要約15分)。
ルート#20(ラハイナ・アイランダー)に乗り換え、ラハイナのワーフ・シネマ・センターまで所要約1時間です。

カフルイ空港からクイーン・カアフマヌ・センターへは30分に1本、クイーン・カアフマヌ・センターからラハイナまでは1時間に1本バスが出ています。乗り継ぎのタイミングが悪いとかなり時間がかかることがあるため、時間の余裕を持ったプランニングを立てましょう。

ラハイナは町全体が国立歴史保護区

カメハメハ大王がハワイを統一後、1810年にはカメハメハ二世によって王朝の首都がラハイナに移されました。その後19世紀前半からはアメリカの捕鯨船基地として栄え、19世紀後半になるとサトウキビ・プランテーションが建設され、日本、中国をはじめとした各国からの移民を受け入れてきた歴史があります。

現在は町全体が国立歴史保護地区に指定され、王朝時代、捕鯨船時代の面影を残すヒストリカル・タウンとして観光客が多く訪れています。

そんなラハイナのおもな見どころをご紹介しましょう。ほとんどがメインのフロント通り周辺に集中し、半日あれば徒歩で見て回ることができます。夕暮れになるとフロント通りから眺めるサンセットを目当てに、多くの人が歩道に集まってきます。海沿いのレストランを予約しておき、ディナータイムを楽しみながら眺めるのもいいでしょう。

・バニアンツリー The Banyan Tree
高さ約18m、大きく広げた枝が作る木陰は約2700㎡。ラハイナのシンボルともいえる巨大なバニアンツリーは、1873年に植えられたもの。アーティストが多く暮らすマウイ島らしく、週末になると絵画、彫刻などで飾られます。

・コートハウス The Courthouse
バニアンツリーの海側にある建物は捕鯨時代、罪を犯した船乗りたちを裁く裁判所でした。1階はギフトショップと観光案内所、2階は博物館になっています。

・ワイオラ教会 Waiola Church
1823年に建てられた、マウイ島で最初の教会。美しい芝生の中庭に佇む姿がかわいらしく、ハワイウェディングのスポットとしても人気です。日曜日の朝9時からの日曜礼拝は旅行者でも参加できます。

・本願寺 Hong Wanji Mission
マウイ島に移住した日本人とその子孫により1910年に建てられました。日本語学校としても使われ、マウイ島に暮らす日本人にとってなくてはならない存在でした。

・ボールドウィン・ホーム The Baldwin House
ニューイングランド出身の宣教師で、医師としてもマウイ島の人々のために尽力したボールドウィンと家族が暮らしていた家。19世紀の家具や調度品がそのまま保存されています。

・パイオニア・イン The Pioneer Inn’s
ラハイナ港に面したホテル&レストランは、町のランドマークともいえる存在です。1901年に西マウイで最初のホテルとしてオープン。オールドハワイのムード漂う木造建築と正面入り口にある老水夫の像が、人気の記念撮影スポットになっています。

・サトウキビ列車 Sugar Cane Train
ラハイナの山側にあるラハイナ駅と、リゾートホテルが集中するカアナパリ駅、終点のプウコリイ駅まで、片道約9kmを30分かけてのんびり運行します。車内ではハワイアンソングのライブ演奏があり、海とサトウキビ畑を眺めながらのんびりとした列車の旅を楽しめます。
料金(往復):大人22.50ドル、子ども(3~12才)15.50ドル、2才以下無料

マウイ島西岸の観光スポット“ラハイナ”。歴史あるこの街でノスタルジックな雰囲気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすのもいいかもしれませんね。

情報提供 永田 さち子

ライター&エディター。スキー雑誌の編集を経てフリーに。国内外の旅、食、ライフスタイルをテーマに執筆。著書に、『自然のしごとがわかる本』(共著・山と溪谷社)、『よくばりハワイ』シリーズ(翔泳社)、『ハワイを歩いて楽しむ本』(実業之日本社)他がある。

TOP