定番お土産から自分用まで、台湾のお買いもの情報 Q

  • シェア

台湾旅行にはじめて行く予定なのですが、お土産に悩んでいます。会社へのバラマキ系のお土産や、自分用など、台湾のお土産について教えてください。

台湾はリーズナブルで魅力的なお土産が充実しています。

A

台湾旅行でおすすめのお土産品を、用途別にご紹介します。お菓子、お酒、茶道具、嗜好品…と、シチュエーションにあわせて色々チョイスしてみてください。

これは外せない!台湾の定番お土産

パイナップルケーキ
台湾のお菓子といえば、「パイナップルケーキ」です。職場や子どものいる家庭向け。甘い焼き菓子ですが、軽いので持ち運びに便利です。個別包装されているので、小分けにして渡せるのがいいですね。

台湾のビール「台灣啤酒」
お酒が好きな方へは台湾ビール「台灣啤酒」はいかがでしょうか。マンゴービールなど、ご当地ものの種類も豊富。国際線では100mlを越える液体の機内持ち込みはできないため、帰国時はスーツケースのなかに入れて、アルコールの持ち込み制限範囲内で持ち帰るようにしましょう。

ドライフルーツ
台湾のドライフルーツもお土産の定番品です。無添加のものがおすすめで、マンゴーやいちご、パイナップルなどが人気です。問屋街「迪化街」で購入する人が多く、帰国時はスーツケースに入れて植物検疫なしで持ち帰ることができます。なつめやイチジクなども、スーパーフードブームに乗って購入する人が増えています。

大人数にピッタリな、バラマキ系お土産

台湾茶
「台湾茶」は高低差を活かして、さまざまな種類が栽培されています。また、有機栽培で味がよいのが特徴です。ただし、その分値段が高いので、少量のものをちょっとしたお配り用のお土産にするのに最適です。 日本茶と違い茶葉を丸めているのが特徴で、じっくりと開かせる淹れ方がおいしく飲むコツです。自分用には、小さくてかわいい茶器なども一緒に購入するとよいでしょう。 お茶の種類は、「東方美人」や「凍頂烏龍茶」、「高山茶」などが人気です。リーズナブル派には、ティーバッグがコンビニで売られているので、そちらもおすすめです。

小分け用台湾のお菓子
小分け用のお菓子は地元スーパーに行けば、種類も豊富で安心です。日本でお馴染みのお菓子の台湾限定版が、お得用サイズで売られています。小分け用のお菓子ならコスパもよいので、会社や学校で配るのに最適ですね。

フェイスマスク
女性へのお土産には「フェイスマスク」も人気です。種類もさまざまあって、かさばりにくいので大量に購入していく人も。フェイスマスクはドラッグストアなどで安く売られています。

自分用へのご褒美お土産

台湾茶道具
台湾の茶芸にハマりそうな予感の人は、「茶器」や「台湾茶道具」を購入するのがおすすめです。茶壺(「チャフー」、急須)・茶杯(「チャハイ」、湯呑)・茶盤(「チャバン」、お盆)などがセットになったものや、茶杯にも急須にもなる蓋椀(「ガイワン」)という茶器が人気です。絵柄がよい茶杯は、安いもので150~200元というものも。お気に入りの逸品を見つけてください。

カラスミ
台湾は高級食材「カラスミ」も人気のお土産品です。紹興酒に浸けてから大根の薄切りなどとあわせると、立派なオードブルになります。

台湾花布雑貨
「台湾花布雑貨」が近頃ブームです。花柄プリントで作られた雑貨、小銭入れ、ハンカチ、コースターなどは女性の友人へのお配り用はもちろん、自分へのご褒美お土産にも最適です。

花文字
書と絵画が融合した伝統芸術の「花文字」は、台北市内の専門店や九份などの観光地にある画廊などで書いてもらうことができます。ポストカードのサイズの額縁入りで250元程度とリーズナブルなものから、色紙サイズや掛け軸、書画のサイズまで多くの種類があります。

台湾はお土産の種類も豊富なので、つい目移りしがちですが、お土産リストを作って、無駄なくもれなく購入するといいでしょう。せっかくの台湾旅行ですから、ぜひ自分用のお土産も購入してみてくださいね。

筆者の写真

情報提供 千葉 千枝子

淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。

TOP